9月15日、『BT Sports』は「イングランド・プレミアリーグのWBAは、元ポルトガルU-21代表FWリカルド・ヴァズ・テの入団テストを行っている」と報じた。

リカルド・ヴァズ・テは1986年生まれの28歳。リスボン生まれであるが11歳までギニア=ビサウで暮らしていたという経験を持ち、17歳でボルトン・ワンダラーズに引き抜かれた、かつての天才ウインガーである。

ポルトガルの各年代の代表チームにも欠かさず招集され多くの得点をあげたものの、なかなか頭角を現すことが出来ず、ボルトンでは2010年まで所属しながら成功を収められなかった。

その後はパニオニオス(ギリシャ)、ハイバーニアン(スコットランド)を経て加入したバーンズリー、ウェストハム・ユナイテッドで得点を量産する輝きを見せたものの、怪我もあって1年で失速。

この2年間はほとんどプレミアリーグで出番を与えられない状況が続き、1月に移籍したトルコのベレディイェスポルとも契約が延長されず、今夏はフリーの状態になっていた。

WBAは現在14位と降格圏からは離れているが、これまでの5試合でわずか3得点しかあげられておらず、攻撃力の不足が目立っていた。

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