『L’Equipe』は「ボルドーからの退団が決定したブラジル人MFジュシエは、クラブの対応に不信感を抱いている」と報じた。
ジュシエ・フェレイラ・ヴィエイラ、通称“ジュシエ”は1983年生まれの32歳。2003年にはクルゼイロからのローンで柏レイソルに所属したことでも知られている。
L1 - Bordeaux - Ligue 1 (27e journée) : Bordeaux avec Jussiê contre Nice… https://t.co/OBbEX3YzcQ pic.twitter.com/F4jkBBSi5h
— FCGB News (@WYN_FCGB) 2016年2月18日
その後フランスに活躍の場を移した彼は、2007年にボルドーへと入団し、その後長くプレーを続けた。2013年に半年UAEへ貸し出されたものの、その後復帰し、2013-14シーズンはキャリアハイの9ゴールを決めている。
しかし、2014年に重篤な怪我を負い、復帰を果たした今季の出場もわずか9試合。契約が満了となり、チームを離れることが発表された。彼は『L'Equipe』のインタビューに対して以下のように答え、退団に至った経緯があまりにも不誠実だとクラブに疑問を投げかけている。
ジュシエ
「もちろん、明らかに悲しいよ。ここに来てからというもの、クラブとは強い結びつきを作ってきた。毎日の生活という点でもだ。
僕はここでキャリアを終えるというアイデアを好んでいた。そうなってほしいと思っていた。二人の子供はボルドーに馴染んでいる。そして、僕はプロ選手として、人間としてここで育ったんだ。
したがって、明らかにここを離れなければならないというのは悲しいよ。残念なことに、将来は常に自分で決められるわけじゃない。
知っていると思うけど、会長は僕を助けてくれた。2014年、膝に大きな怪我を負ってしまった時にね。
僕は常にクラブからサポートされてきたし、それに感謝をしている。しかし、僕がチームを離れなければならなくなった経緯については、かなり苦いものだった。ちょっと理解できないよ。
トリオー会長からは一つの電話もなかった。これはクラブの経済的なものだと分かっている。しかし、僕のボルドーとの物語は、お金の問題じゃないんだよ。少なくとも提案があると期待していた。あるいは、僕を引き留めてくれないかとね。
僕の代理人はディレクターに3度会いに行った。3月、4月、そして5月だ。そして同じことを言われていた。『それは答えられない』と。
数日後、僕は事実を知った。それはクラブのウェブサイト上でだ。彼らは僕をキープしないとね。僕は狂ってはいないよ。このようなことは期待していなかった。しかし、彼らは何も言わなかった。
ここに9年間もいたのにね。傷つくよ」