和久井は1983年2月12日生まれの34歳。
栃木県出身でアルビレックス新潟にも所属したが、Jリーグでの出場機会には恵まれず。スロベニアやオーストリア、ベラルーシといった国々のクラブを渡り歩き、2011年からはエストニア1部「マイストリリーガ」のノーンメ・カリュに所属している。
そんな和久井はMFでありながら高い得点力を誇り、近年のリーグ戦では二桁得点を複数回にわたってマーク。なかでも2013-14シーズンは33試合に出場し21ゴールをあげており、得点ランキングでも5位に入っている。
そう、欧州1部リーグで20ゴールを記録したのは久保が最初ではなかったのだ。
僕みたいのが無視されるのは全然構わないけど、主要欧州一部って書いてくれると、僕みたいにメディアに注目されない人間も浮かばれると思う。 / 久保裕也、今季通算”19得点”で日本人の欧州最多記録。ハーフナー...https://t.co/lz36Tr8Gc5 #NewsPicks
— HidetoshiWakui-和久井秀俊 (@hidetoshi_wakui) 2017年4月23日
この件について、和久井は先日Twitterでこんなことを綴っていた。海外でプレーする先駆者的な存在だからこそ、仲間を思う気持ちもいっそう強いのだろう。
久保の20得点はもちろん賞賛に値するが、欧州には50以上もの1部リーグが存在し、そのいたる所で日本人が奮闘しているという事実を忘れてはならない。
久保の20ゴールが日本人初であるのは、あくまで「欧州主要1部リーグ」に限った話である。