今月20日(土)に韓国で開幕するU-20ワールドカップ2017。

こうした国際大会では事前に近隣国で合宿を行うことが一般的となっており、韓国と気候が似ている日本はその合宿先となっている。

そんな日本で現在合宿を行っているチームの一つが、U-20イングランド代表だ。

昨年行われたU-19欧州選手権でベスト4に入り、2大会ぶり11回目の本戦出場を決めたイングランド。

組み合わせ抽選会では韓国のいるグループAに入り、開幕戦ではアルゼンチンと激突する。

さて、ポール・シンプソン率いるそんなU-20イングランドは事前合宿先として日本を選択。10日(水)、関西国際空港に到着すると、そのままバスで合宿先である兵庫県の淡路島に向かった。

「イングランド」と「淡路島」と聞いて、サッカーファンが思い浮かべるのはやはり2002年のことだろう。

2002年のワールドカップに出場したイングランド代表は淡路島で合宿を行っており、島中が“ベッカムフィーバー”に沸いたことは記憶に新しい。

その時の縁もあり、U-20イングランド代表は当時のチームも宿泊していたウェスティンホテル淡路に滞在することを決めたようだ。

兵庫県が発表しているプレスリリースによれば、U-20イングランド代表が日本で事前合宿を行うのは10日(水)から16日(火)までの7日間。ウェスティンホテル淡路に宿泊し、県立淡路佐野運動公園サッカー場で練習を行うそうだ。

兵庫県はプレスリリースの中で、以下のように綴っている。

県としては、地元淡路市、サッカー協会と連携し、サッカー場の良好な芝環境の確保や怪我があった場合の整形外科医療対応等、全面的にバックアップしていきます。2002年の日韓ワールドカップに続いての今回の合宿を契機に、イングランドと淡路島の交流がさらに深まることを目指します。

U-20イングランド代表には、ジョシュア・オノマー(トッテナム)やシェイ・オジョ(リヴァプール)、ドミニク・ソランケ(チェルシー)らビッグクラブでトップチームデビューを飾っている選手も少なくない。

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