イングランド・プレミアリーグのアーセナルは、「スカウト部門責任者を務めていたスヴェン・ミスリンタット氏が、2月8日をもって辞任する」と発表した。

スヴェン・ミスリンタットは2006年からボルシア・ドルトムントでスカウトを務め、多くの有力選手を獲得してきたことで知られる人物。

アーセナルには2017年12月に加入し、スカウト部門の責任者に就任。ピエール=エメリク・オーバメヤングやマッテオ・グエンドゥジ、ルーカス・トレイラをチームに引き入れ、補強を進めてきた。

しかし彼を引っ張ってきたアーセン・ヴェンゲル監督(退任)、イワン・ガジディスCEO(退任しミランへ)がチームを去ったことによって、ミスリンタット氏の立場は悪化。

チームの実権を握ったラウル・サンジェイ氏とはスカウティングの方針に差異があり、データ分析重視のミスリンタット氏は権限を奪われる事になったと言われている。

なお、ミスリンタット氏にはすでにバイエルン・ミュンヘンが接触していると言われており、他のクラブからの誘いも絶えないようだ。

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