ポルティモネンセに所属している23歳のFWベトが、これ以降プレーを拒否することを宣言した。

ベトは1998年生まれの23歳。ギニアビサウ出身の両親を持つ選手で、少年時代はベンフィカのアカデミーにも所属していた経験を持つ。

ウニオン・ティレスとオリンピコ・モンティージョという下部リーグの小さなクラブでプレーしたときにゴールを量産し、2019年にポルティモネンセへと引き抜かれた。

そして1年目はBチームで13ゴールを決め、2年目はトップチームに上がって12ゴールと活躍。194cmという身長と高いゴールセンスを備えるストライカーで、今季も3試合で2ゴールと結果を残している。

今夏のマーケットではウディネーゼからのオファーが舞い込んでいると伝えられているが…ポルティモネンセは移籍金の額を理由にそれを拒否したと報じられている。

そして、それを受けてベトは「クラブを信頼できない」という声明を発表し、試合出場をボイコットすることを宣言した。

ベト

「今日、僕は正式に退団を申し出なければならなくなった。自分にとっては素晴らしいシーズンを過ごしたあと、とても良い契約のオファーを受け取った。

昨季クラブは僕の移籍に前向きで、夢が実現するようにしてくれていたはずだった。

しかしオファーが届いたとき、話はガラリと変わってしまった。約束が果たされていないことに全く失望させられているし、心理的にも破壊されている。取り返しのつかないような背信行為が行われている」

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ベトはトンデラ戦でゴールを決めた際に喜ぶ素振りを見せなかったこともあり、クラブに対しての不満が溜まっていると伝えられていた。

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