かつてスペイン代表としてワールドカップ優勝を果たしたイケル・カシージャスとカルレス・プジョル。レジェンドである2人のツイートが大きな話題となった。
カシージャスが「自分はゲイ」とツイートすると、プジョルが「僕らの話をする時だね、イケル」とキスとハートの絵文字つきでリプライを送ったのだ。
だが、その後、カシージャスは「アカウントがハッキングされた。幸いにも全て整理された。全てのフォロワーたちに謝る。当然ながら、LGBTコミュニティにはさらなる謝罪をする」と釈明。
プジョルも「自分は過ちを犯した。悪意はなかったが、下手なジョークをしてしまい申し訳ない。完全に場違いだった。感性を傷つけてしまったかもしれないことは理解している。LGTBIQA+コミュニティに敬意を表すとともにサポートする」と謝罪した。
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カシージャスはハッキングだったと説明し、それに悪乗りしたプジョルは謝罪したが、この騒動は炎上している。
現役選手としてゲイであることを告白しているアデレード・ユナイテッドのジョッシュ・カヴァロはこう苦言を呈した。
「カシージャスとプジョルがサッカー界でのカミングアウトを笑いのネタにしたことには失望する。
(カミングアウトは)LGBTQ+の人なら誰もが通り抜けなければいけない困難な道のり。
僕のロールモデルでもあるレジェンドたちがカミングアウトや僕のコミュニティをバカにするのは失礼極まりない」