澤登正朗

1970年1月12日生まれ

清水エスパルス在籍:1992-2005

清水エスパルスと言えばやはりこの男。現在はユースチームで監督を務める、キャリアのすべてを清水に捧げた“10番”だ。

東海大第一高校で選手権を制し、東海大学を経て、J開幕前年の1992年に清水エスパルスへ加入。当時Jクラブの背番号は試合ごとに変わる変動制だったが、「清水の10番=澤登」のイメージはあっという間に定着した。

迎えた1999年のJリーグチャンピオンシップ。アウェイでの第1戦を落とし、ホームでの第2戦も前半でアレックス(三都主アレサンドロ)が退場してしまう大ピンチに陥ったチームを、歴史に残るフリーキックで救ってみせた。

最終的にはPK戦で敗戦したものの、澤登が残した伝説は20年以上経った今も語り継がれている。