トッテナム・ホットスパーやエヴァートン、ベシクタシュでプレーしてきた元イングランド代表MFデル・アリが、薬物中毒やうつ病を抱えていることを告白した。

若くしてイングランド代表の中心的な司令塔となった天才アタッカーであるが、ここ数年はなかなかピッチで結果を残せておらず、批判を受ける対象となっていた。

昨季はベシクタシュの練習を無断で欠席したとしてローン契約が打ち切りとなり、シーズン途中でエヴァートンへと送り返されるというトラブルもあった。

そして、彼についてこの数年間つきまとっていたのが、『Amazon Prime』で2020年に配信されたドキュメンタリー「オール・オア・ナッシング ~トッテナム・ホットスパーの再興」での一コマ。当時トッテナム・ホットスパーを率いていたジョゼ・モウリーニョ監督がデル・アリに対して奮起を促すように説いていた場面だ。

モウリーニョはデル・アリに対して「ポテンシャルは素晴らしいが波が大きすぎる。ときに『パーティボーイ』だ」ともっと真剣に取り組むように要求していた。

ギャリー・ネヴィルがこのときのことについて聞くと、デル・アリは以下のように話していた。

デル・アリ

「モウリーニョから怠け者と言われたことについて聞いてくれて嬉しいよ。

人々はあの『怠け者』のコメントを話題にするのが大好きだね。あのインタビューはAmazonのカメラの前で行われたものだ。