イタリア・セリエAのインテルが抱えている借金がかなり危険な額にまで膨らんでいるという。

『Calcio e Finanza』によれば、インテルの親会社である中国の蘇寧グループは2021年5月に12%という高い金利で資金を借り入れているとのこと。

その額は2億7500万ユーロ(およそ425.4億円)で、これは数シーズン分の運営資金に充てられた。その返済期限は2024年5月20日に予定されているそうだ。

そして、もしこの借金が返済されなければ、保証を行っている投資運用会社のオークツリー・キャピタル・マネジメントにクラブが譲渡されることになるという。

オークツリー・キャピタル・マネジメントへの借金は金利分を含めて昨年12月の段階で3億2960万ユーロ(およそ509.8億円)に達しているとのこと。

もしそれが返済されなかった場合、オークツリー・キャピタル・マネジメントはインテルの持株会社であるグランドタワー・サールを差し押さえることができる。

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同じミラノに本拠地をおいているACミランは2018年に同じような状況にあり、中国人オーナーのリー・ヨンホン氏が借金の返済を滞らせたことによって投資会社のエリオット・マネジメントにクラブが差し押さえられている。

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