ラグビーやアイスホッケーなどで導入されている「一時的退場」のルールが、ついにサッカーでも採用されることになるようだ。

『Telegraph』によれば、イエローカードとレッドカードが導入された1970年ワールドカップから54年ぶりに新たな色のカードが生まれるとのこと。

それは「ブルーカード」。選手が審判や運営役員に対して抗議を行ったり、皮肉的な行動をしたりしたときに提示され、10分間プレーから除外されるというもの。

この導入は金曜日に国際サッカー評議会(IFAB)によって発表される予定であるとのことだ。

なお、ブルーカード2枚、あるいはイエローカードとブルーカードが1枚ずつでレッドカードに相当する退場処分になるという。

これは早ければ夏からでも試験導入されるとのことで、その舞台はおそらくFAカップや女子FAカップなどのコンペティションになると考えられているようだ。

すでに「シンビン・ルール」と呼ばれる一時的退場は欧州の草の根のサッカーや少年サッカーで試験導入されており、ウェールズのアマチュアリーグではすでに青のカードが使われているとのこと。

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サッカーでは審判への抗議行動や暴力行為が大きな問題の一つになっており、それが審判のなり手の減少を招いているとされる。その解決のために審判により大きな権限を与えることが目指されており、その一環として「ブルーカード」の導入に至ったとされる。

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