信じられない移籍の噂、大人気ない言い訳、涙を誘う秘話、あきれた失敗談。話題の尽きないプレミアリーグのニュースを毎週ピックアップしてお届けする<週刊プレミアリーグ>。今週は7連続引き分けで頭が痛いマンチェスター・シティから。
11月30日 代理人天国、シティ
プレミアリーグによると、2008年10月から2009年10月までの1年間で代理人に最も多くの金を支払ったのはマンチェスター・シティであるらしい。1年間にシティが代理人に支払った金額は合計約1300万ポンド(約19億円)に上る。
対象の1年間でシティが移籍金を払って獲得した選手はシェイ・ギヴン、ウェイン・ブリッジ、ジョレオン・レスコット、コロ・トゥーレ、ニヘル・デ・ヨンク、ギャレス・バリー、クレイグ・ベラミー、カルロス・テベス、エマニュエル・アデバヨール、ロケ・サンタ・クルスの10人であり、実に約1億5000万ポンド(約220億円)の移籍金が費やされた。
単純に考えれば1人移籍を成立につき1億円以上が代理人に支払われるわけであり、この気前の良さが多くのビッグディールをもたらしたと考えられる。
12月2日 ヒューズとヴェンゲル
シティ・オブ・マンチェスターにて行われたカーリング・カップの準々決勝で、マンチェスター・シティはアーセナルを3‐0と粉砕した。アーセナルの監督、アーセン・ヴェンゲルは試合後の握手を拒否。シティのマーク・ヒューズ監督は「もしかしたら彼はいつも勝っているから、負けたときの礼儀を知らないのかもね。」と非難した。しかしヴェンゲルは「別になにも言うことがなかっただけだ。試合後に誰と握手をするかは私の自由だろう。」と大人げなく応じた。