津波の影響で日本でも大きく報道されているが、チリで現地時間の2月27日未明、マグニチュード8.8という大地震が発生し、多数の死傷者が出て被災者は200万人を超すと報じられている。

震源地に近く、最も被害の甚大なコンセプシオンには、国内サッカーリーグ1部に属し、2008年のカップ王者であるウニベルシダ・デ・コンセプシオンと、2008年まで1部で戦っていた2部のデポルテス・コンセプシオンが拠点を置いており、チリ国内前期リーグは先週末の第6節、今週末の第7節がそれぞれ延期となった。

また3月3日にダブルヘッダーで開催を予定されていたチリ代表と北朝鮮、コスタリカの国際親善試合も空港封鎖の影響などで中止が発表された。今年のワールドカップに出場するチリ代表は、昨年11月にもエンケ選手の自殺によりドイツ戦が中止となっている。

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