先日、イングランドの代表監督を務める、ファビオ・カペッロは「アダム・ジョンソンをW杯に連れていくかもしれない」とサプライズ招集をほのめかしたが、BBC's Football Forcusのインタビューに応じたジョンソンは、「自分はまだそのレベルに達していると証明していない」と謙遜した。

「1月まで僕はチャンピオンシップで戦っていた。それなのに周りは、もう僕がW杯でプレイすることを考え始めている。そういう話を聞けることはいいことだけど、僕はまだ若い。今はとにかくこの調子を継続させて、自分が描くベストプレイヤーに近づけるように努力するだけだ」

1月に700万ポンドでミドルズブラからマンチェスター・シティーに加入したレフティーは、周囲が期待していた以上のパフォーマンスを披露し、その類稀な技術で注目の的となっているが、「地に足をつけていないとダメだ。絶対にのぼせ上っちゃいけない」と自身を戒める優等生発言でインタビューを締めくくった。

とはいえ、カペッロが彼に注視していることは事実。

「彼のプレイには目にとまったよ。そして、今、重要なことは、国際舞台での経験を積ませることだと思う。彼は1月にチャンピオンシップからやってきたわけだが、移籍先のシティでは、ミドルズブラ時代とは異なる現在の(右サイドの)ポジションで引き続き活躍しているね」

と、彼の動向を口にするイタリア人指揮官は、ベッカムとレノンの怪我による、サイドアタッカー不足を危惧しており、5月24日行われるメキシコとの親善試合で起用する可能性も示唆している。

ちなみに、イングランド代表は、5月16日に予備登録を含めたの30人が発表され、メキシコ、日本とで行われる親善試合をこなし、FIFAへの登録期限となる6月1日までに23人に絞り込まれる予定であるが、予備登録メンバーにジョンソンの名前が含まれることは確定的か。

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