かつて“マラドーナの後継者”と称され、世界中から注目を集めたアリエル・オルテガだが、近年はアルコール依存症にも悩まされ、引退説が囁かれたこともあるほど凋落。彼の名前はフットボール界から薄れつつあった。
しかし、アルゼンチンのリーベルで10番を背負い復帰した現在は、晩年のフットボーラー生活を楽しむだけではなく、結果も残し、国内リーグ組で臨むハイチ代表との親善試合のメンバーとして、久しぶりにアルゼンチン代表に呼ばれた。この試合に出場すると、2003年のオランダ戦以来の代表戦となる。ちなみに、同試合のメンバーには、5名の初招集組とボカの重鎮マルティン・パレルモ等が招集されている。
ハイチ代表対アルゼンチン代表は5月5日に行われ、そこで集まった義援金はハイチ大地震の復興に充てられるとのことだ。