「イングランド代表としての初めての試合・・・それはまさに最高の気分だったよ。誰でも子供の頃に夢見ることだからね。『いつかイングランド代表になるんだ』って。それが叶ったんだ。嬉しさを表す言葉が見つからないよ。たしかに、代表でのポジション争いは厳しい。選手達は練習から100%の力を発揮して、監督にアピールしているしね。この充実した日々がずっと続いてくれることを祈ってるよ」

月曜日に行われた、メキシコとの親善試合で代表初キャップを刻んだけではなく、“カペッロの隠し兵器”としても注目されている、アダム・ジョンソン。幼少期から抱いていた夢が叶ったことを大いに喜んだ。

だが、彼の新たな夢となった、“この生活の継続”も叶うかもしれない。現在のイングランド代表に左利きのアタッカーが皆無であることもあり、既に彼の23人入りは確定的と見られているからだ。

「最終メンバーの23名発表までもうあと少しだ。生き残りをかけて戦ってきたポジション争いも最終コーナーに差し掛かっている感じだね。次に行われる(日本との)テストマッチで活躍して、なんとか最終メンバーに入りたいね」

類稀な才能を秘めた若きアタッカーは謙虚に語ったが、南アフリカでの彼のパフォーマンスにも期待がかかる。

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