2010FIFAW杯グループE第1節の日本対カメルーンは、本田が39分に上げた虎の子1点を守り切って日本が勝利したが、以下は、日本代表のスターティングメンバーを個別に採点したものである。

■No.21 川島 【GK】6.5

ボールに慣れない部分、DFとの連携に気になるところはあったが、後半のスーパーセーブで帳消し。日本に勝利を呼び込んだ。

■No.2 阿部 【DH】6.5

やや中盤にスペースをあけることもあったが、きっちりと守備を行っていた。後半途中からの防戦一方の時間帯を乗り越えられたのは、彼の尽力が大きいだろう。

■No.3 駒野 【RB】 6.0

パスや連携面で幾つか問題があったが、後半は自分の仕事を全うした。高い評価を与えるには厳しいパフォーマンスであったが、及第点か。

■No.4 闘莉王 【CB】7.5

人生苦もあれば楽もある。日本随一の高さで後半“鎖国”に成功。ドログバを骨折を生んでしまったファールがきっかけで、審判団のブラックリストに載っているようだが、汚名を返上した。

■No.5 長友 【LB】8.0

シンプルかつ最適な答え、エトーに仕事をさせなかった。攻撃参加回数は数えられるほどであったが、世界中のスカウト達も「エトーを止めた男」として彼の名前を手帖に記したことだろう。

■No.7 遠藤 【CH】6.0

たまに下痢をもよおしたかの様の“へんてこ”なパスを出したりもしたが、守備の局面では体を張って完封に貢献。いつもは見られない、“泥臭いヤット”を演じた。

■No.8 松井 【RH】7.0

ボールに慣れないのかトラップミスが目立ったが、ドリブルをすれば確実に脅威となった。アシストで一躍ヒーローに。対峙するアス=エコトを翻弄するシーンも。

■No.16 大久保 【LH】7.5

まるでサイドバックかと見間違うほど、献身的な守備で貢献、プレッシングやボールキープなどチームのための動きを終始継一貫した。

■No.17 長谷部 【CH】8.0

他の選手が戸惑いを見せる中、バランス感覚を最後まで持ち確実に攻守をこなした。日本が誇る精密機械。キャプテンとして、チームを背中で引っ張った。

■No.18 本田 【FT】8.0

昨日に24歳となった金髪の若武者は、ビッグマウス=有言実行という自身のスタイルが間違えでなかったことをピッチ上で証明。彼のゴールは日本代表の未来を良き方向に指し示していた。

■No.22 中澤 【CB】 7.0

きっちりと90分間、人につき山となった。ここ1年間は低調なプレイが続いていたが、この日の彼は生まれ変わっていた。気持ちを前面に出したプレイは感動に値。

※入力ミスがありましたので、修正いたしました。(2010/06/15 6:50)

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