兄ケヴィン・プリンスがガーナ代表、弟ジェロームがドイツ代表を選んだボアテンク兄弟。 23日にはGL最終戦で対戦することになる彼らだが、兄ケヴィン・プリンスがFAカップでドイツ代表キャプテンのミヒャエル・バラックを怪我させてしまった事件から、兄弟の仲は悪化する一方だ。
ケヴィン・プリンス
「俺がバラックにしたファールのことであいつが言ったことのせいで、俺たちは喧嘩になった。俺たちはあれについて、違った見方をしてる」
「あいつに言ったよ。『俺らは別の道をそれぞれ行くべきだ』ってね」
ジェローム
「あいつとはもう金輪際関わりたくない。ケヴィンは僕があいつを擁護して、バラックを非難するべきだって思ってたんだ。それで、僕に『レッドカードをもらうようなファールじゃなかった』なんて言ってほしかったんだよ」
「ケヴィンは『俺たちはそれぞれ別の家族がいるんだ。俺には俺の、お前にはお前のな』と言った。耐えられないよ。もうあいつが何をしようと知ったこっちゃない。もう興味なんか全然わかないよ」