グループリーグは一順目が終了し、再びグループAに戻り、南アフリカとウルグアイが対戦したが、結果はホスト国が0-3で完敗した。以下は、その試合で出場したウルグアイ代表の選手を個別に採点したものである。

■No.1 フェルナンド・ムスレラ 【GK】 5.5

味方守備陣の頑張りのお陰で試合を通してほぼ出番が無かった。

■No.2 ディエゴ・ルガーノ 【CB】 6.5

後半、味方のセットプレイでフリーのヘディングを失敗した場面はあったが、本業の守備では闘争心を保ちつつ冷静な対応で南アフリカの攻撃を跳ね返した。

■No.3 ディエゴ・ゴディン 【CB】 6.5

タイトな守備、正確なポジショニングとインターセプトで南アフリカの攻撃を完璧に封じ込めた。

■No.4 ホルヘ・フシレ 【LB】 6.5

超守備的だったフランス戦から一変したこの試合の意味をよく認識し、積極的な守備からオーバーラップ、果敢にシュートを放つなど自らの長所を発揮したが、負傷で途中交代。

■No.7 エディンソン・カバーニ 【RH】 5.5

スアレスのやや下がり目に入り、守備時は右サイドをカバー。ポジション取りが曖昧な時間帯があり、フィニッシュも余力が無く精度を欠いたが、これまで輝けなかったスアレスを引き立てた意味では一定の評価をしたい。

■No.9 ルイス・スアレス 【FT】 7.0

得点こそ無かったが非常にキレのある動きを見せ、GKを退場に追いやるPK獲得とアルバロ・ペレイラの駄目押しゴールをアシスト。フォルランとの役割が明確化された事で、大袈裟なダイビングといい、アヤックスでの動きを彷彿させる出来をようやく代表でも披露した。

■No.10 ディエゴ・フォルラン 【OH】 7.5

本来とは違うフォーメーション、本職とは異なるトップ下での起用だったが、味方のお膳立てからDFに当たった幸運な先制点、PKを確実に決めて2得点と可能な限り完璧な仕事をこなした。人材不足のこのポジションでこれだけのパフォーマンスを出来た事が、ウルグアイ代表の今後を占う意味でも何よりの収穫。

■No.11 アルバロ・ペレイラ 【LH】 5.5

守備面で無理が利くものの攻撃は技術的に雑な面があり、物足りなさも残るが、ロスタイムに駄目押しとなる3点目のゴールをヘディングで決めた。

■No.15 ディエゴ・ペレス 【DH】 6.5

アレバロ・リオスと共にほぼ守備専門のボランチとしてプレー。目立つ事はなかったが、守備面で相手に自由を与えなかった。

■No.16 マクシ・ペレイラ 【RB】 5.5

特別目立ったプレーはしていないが、対峙する南アフリカのキーマン・シャバララに仕事をさせず、攻撃面でも機を見てバランス良くオーバーラップを仕掛けていた。

■No.17 アレバロ・リオス 【DH】 6.5

上背はないが彼の真骨頂である激しいチェイシングに加えて奪ってからは素早く味方へ展開と、気力充実したプレーを見せた。本来のレギュラーではないが、この2試合の安定したパフォーマンスにはタバレス監督も満足であろう。

■No.20 アルバロ・フェルナンデス 【LH】 採点無し

フシレの負傷で急遽投入されたが、見せ場は無かった。可もなく不可もなく。

■No.21 セバンスティアン・フェルナンデス 【FT】 採点無し

短時間のため割愛。

■No.5 ワルテル・ガルガーノ【DH】 採点無し

短時間のため割愛。

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