Greece
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2
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1-1
1-0 |
1
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Nigeria
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サルピンギディス トロシディス |
44' 71' |
得点者
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16' |
K・ウチェ |
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FIFA.com 選定 | Qoly.jp 選定 | |
エニェアマ(ナイジェリア) | エニェアマ(ナイジェリア) |
ギリシャ対ナイジェリアのカードは、初の直接FKによるゴール、ギリシャ初のW杯得点、2010年W杯初の逆転試合など、“初物”づくし。結局ギリシャが2-1で逆転勝利を演じ、これまたW杯“初”となる勝利をあげた。
前回の4バックシステムから一転、W杯予選と同じく格上と見られる相手に5バックを敷いたギリシャだが、16分、カル・ウチェにFKを直接決められて早々にリードを許す苦しい展開。両チーム共に前半早々からバイタルエリアが空いてしまい、水際のところで止めるためにファウルも多く、ノーガードでの打ち合いに近い格好となった。
だが、33分にトロシディスを蹴りにいったカイタに1発レッドカード。これでギリシャはサマラスを投入し、格下相手に敷くことが多い4バックシステムへと変更すると、怒涛の攻撃。ナイジェリアは“カイタを欠いた”チーム状態を修正できなかった。
アルゼンチン戦で20本のシュートを止めてMOMに輝いた、GKエニェアマのスーパーセーブは光ったものの、前半終了間際にサルピンギディス、後半にトロシディスと、さすがに全ては止めきれなかった。ナイジェリアはカウンターから幾つかチャンスもあったが、これを決められず、万事休す。後半途中からは完全に足が止まり、最終節の韓国戦で僅かなチャンスにかけることとなった。