初戦勝ったチーム同士の対戦。統制の取れた守備でオランダを苦しめた日本だったが、53分にスナイデルに先制を許し、結局オランダがこの虎の子の1点を守り切った。以下は、オランダ代表のスターティングメンバーを出場選手を個別に評価したものである。

■No.1 マールテン・ステケレンブルフ 【GK】 6.5

枠に来たシュートはきっちりと対応。足もとも安定していた。

■No.2 グレゴリー・ファン・デル・ヴィール 【RB】 6.5

チーム最長の走行距離。反応の遅れで相手を放してしまう場面もあったが、スピードを生かして攻守に働いた。

■No.3 ジョン・ハイティンハ 【CB】 6.5

正確なパスでビルドアップに大きく貢献。DFとしては危うい空気も漂わせていたが無失点で切り抜けた。

■No.4 ヨリス・マタイセン 【CB】 6.5

的確なポジショニングで零封の立役者となった。パスも安定。

■No.5 ジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルスト 【LB】 6.5

散々言われた彼の裏のスペース。カウンターから上手く使われた場面もあったが、ポゼッション時のプレーは安定感抜群。

■No.6 マルク・ファン・ボメル 【DH】 6.5

やや苛立つ場面も見られたが冷静にゲームをコントロールし、パスを散らした。

■No.7 ディルク・カイト 【RH】 6.0

いつものような豊富な運動量で神出鬼没な動き。ただ右サイドでは長友に押さえ込まれほとんど仕事ができず。

■No.8 ナイジェル・デ・ヨング 【DH】 6.0

難しいゲーム展開のなか奪いに入って外されることもあったが、球際の強さはさすが。後半ロスタイムに長友を倒したのはギリギリのプレー。

■No.9 ロビン・ファン・ペルシー 【CF】 6.5

初戦に続きゴールを奪うことはできず。ただ持ち前の的確なプレーで、スナイデルのゴールもしっかりアシスト。守備でも貢献。

■No.10 ヴェスレイ・スナイデル 【OH】 7.0

ジリジリとした試合展開を打ち破る先制弾。デンマーク戦よりも押さえ込まれた印象だが、自慢のシュート力で勝利をたぐり寄せた。

■No.23 ラファエル・ファン・デル・ファールト 【LH】 6.0

柔軟にポジションを入れ替えながらボールに絡んだものの、やや物足りない印象。

■No.17 エルイェロ・エリア 【LH】 6.0

去年の親善試合では彼の投入が大きく試合の流れを変えたが、この日は上手く対応され、良いスルーパスが1本あったのみ。

■No.20 イブラヒム・アフェライ 【OH】 5.5

終盤の決定機を決めていれば試合は決まっていただけに…。

■No.21 クラース=ヤン・フンテラール 【CF】 採点なし

88分から出場。

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