グループリーグFの第2節、スロバキア×パラグアイは、第1節でイタリアを苦しめた、高い連動性を誇るプレッシングと優れた個人技でパラグアイがスロバキアを2-0で沈めた。下記は、その試合に出場したスロバキア代表選手を個別に評価したものである。

■No.1 ヤーン・ムハ 【GK】 5.0

2失点はしたが両方とも崩された形。広い守備エリアを武器に、好守で最後方からチームを盛り立てた。

■No.2 マルティン・ペカリーク 【RB】 4.5

対峙したバルデスの運動量に苦しみ、得意の攻撃面でも持ち味を発揮できなかった。

■No.3 マルティン・シュクルテル 【CB】 4.5

パラグアイのクセのあるFWになんとか対応していたが、2失点目のシーンで被ったのは痛恨。

■No.6 ズデノ・シュトルバ 【DH】 4.5

守備で安易に下がりすぎた上、攻撃でもビルドアップに苦しむDFを助けることもできず。

■No.7 ヴラディミール・ヴァイス 【RW】 5.5

アグレッシブなドリブルでボールを運び、チームを助けた。欲を言えば中央でも仕事がしたい。

■No.8 ヤーン・コザーク 【CH】 4.0

本来であれば彼がもっとプレーメークしなければならないのだが動きが重く、足もとでボールを欲しがったため相手のターゲットとなった。

■No.9 スタニスラフ・シェスターク 【FT】 4.5

前線では全く持ち味を発揮できず。途中から移った右サイドで無難にプレーも得意の抜け出すプレーは見られなかった。

■No.11 ロベルト・ヴィテク 【LW】 4.5

前を向いたときは終盤のミドルシュートのように良いプレーもあったが、役割的にもっと前線でボールを収めたかった。

■No.16 ヤーン・ジュリツァ 【LB】 5.5

前節のセンターから左サイドのポジションへ移り、攻守にダイナミックな動き。意外な突破力も見せた。

■No.17 マレク・ハムシーク 【CH】 5.0

彼らしい的確な判断を見せたものの、自ら打開できるタイプではないため苦しい状況を変えることはできなかった。

■No.21 コルネル・サラータ 【CB】 4.0

左サイドバックに移ったジュリツァに代わり起用され、経験不足を露呈。南米選手の対応に慣れていない様が見て取れた。

(途中出場)


■No.13 フィリプ・ホロシュコ 【FT】 4.5

前線に入ったもののボールを上手く引き出すことができず。何もできずに終わった。

■No.15 ミロスラフ・ストフ 【LH】 5.0

83分から出場。積極的にプレーしたが如何せん、時間が足りなかった。