「(スペインがリードしているが?)私は試合前に心配していることがありました。そして、それが当たってしまった。スイス戦を敗れたことによって受けたショックを彼らはまだ引きずっている。この試合の相手は、失いかけている自信を取り戻すには絶好の相手だったはずだ。言葉は悪いが、ホンジュラスは32か国の中で最も実力が落ちると言えるからね。だが、スペインはそのホンジュラスと『今日はあまり点差の開かない試合をしよう』と事前協定を結んでいたのかもしれない。このままだと、延長戦を10回やっても大量得点は期待できないだろう」
「スペイン人は非常にプライドが高い民族であるが、『自分でなんとかしてやろう』と空回りしている印象だ。あれだけスペースがあり、フリーでボールを受け取ることが簡単なのに、あんなにバラバラなサッカーをしていてはどうしようもない。スペインの良いところよりも悪いところを探すほうが容易だ。チリも対策を練る必要はないかもしれない。こんなサッカーを続けては、彼らが運動量のあるチリに勝つことは無理だろう」

上記は、スカパー!のオフィシャルコメンテーターとして、W杯のゲスト解説を務めているイヴィチャ・オシムがスペイン×スイス戦のハーフタイム終了後に語った文言をQoly.jpで編集したものである。

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