Cameroon
|
1
|
0-1
1-1 |
2
|
Netherlands
|
---|
エトー(PK) |
65' |
得点者
|
36' 83' |
ファン・ペルシー フンテラール |
---|
FIFA.com 選定 | Qoly.jp 選定 | |
ファン・ペルシー(オランダ) | ファン・ペルシー(オランダ) |
オランダとカメルーン、1次リーグ突破と敗退が決まった2チームの対戦だったが、オランダは負けた場合にデンマーク対日本の結果次第で2位転落の可能性が出てくること。また、同様の形で迎えたEURO2008の第3戦でメンバーを落として戦った結果、ベスト8でロシアに敗れた苦い経験もあってか、右サイドバックをブラルーズに変更した以外はベストのメンバーでこの試合に臨んだ。
一方のカメルーンは失うものもなく、リラックスした状態で試合に入る。フォーメーションはここ2戦とは違う、シンプルな4-4-2。これまでの傾向から、最終的に中央での連携でフィニッシュに至ることの多いオランダに対して、中盤の4人は中央への絞込みを意識。バイタルエリアのスペースを徹底的に消してオランダにリズムを作らせず、攻撃でも右サイドバックのジェレミを上手く使いながら勢いのある攻めを見せていた。
しかし、これが2連勝したチームと2連敗したチームの差だろうか、先制点を奪ったのはオランダ。右サイドに流れたファン・ペルシーが後ろにいたファン・デル・ファールトと絶妙のワンツーで抜け出し、最後は右足の鋭いシュートでハミドゥの股間を抜いた。引き分けでも1位抜けが決まるオランダはこの1点で状況的に余裕ができたこともあり、後半カメルーンが攻撃的な選手を次々と入れてきても、交代は前線の選手の入れ替えのみ。65分にエトーのPKで同点とされたものの、最後は慣らし運転も兼ねて出場したロッベンのシュートをフンテラールが押し込み、これが決勝弾となった。
【Qolyインタビュー】J2ジェフユナイテッド千葉DF岡庭愁人が母校の先輩からもらった言葉…未知のコンバートを乗り越え「熱くて、強い選手になる」