下記は、ガーナ戦に出場した、ウルグアイ代表選手を個別に評価したものである。
■No.1 ムスレラ 【GK】 6.5
ムンタリのロングシュートに逆を突かれるミスで前半終了間際という最悪の時間帯に失点を喫したが、後半以降は鋭い反応でシュートをストップ。PK戦でも2本止めてチームを勝利に導いた。
■No.2 ルガーノ 【CB】 5.5
最終ラインでリーダーシップを発揮も、前半に負傷交代。
■No.4 フシレ 【LB】 6.0
得意の攻撃よりも守備に追いやられる時間が長かったが、数少ない仕掛けからフリーキックを得てフォルランの同点ゴールを呼んだ。
■No.6 ビクトリーノ 【CB】 5.5
この試合もゴディンの代役を務め、空中戦で届かないシーンはあったが全体的には無難にプレー。PKも決めた。
■No.7 カバーニ 【LH/RH】 5.5
前半は左サイド、後半以降は右サイドで攻守に長い距離を走って貢献し、高いボールコントロール技術でチャンスメークも相変わらずフィニッシュでガス欠。
■No.9 スアレス 【FT】 6.0
頻りに裏を狙い、何度か鋭いシュートを放ったがGKのファインセーブに阻まれた。延長終了間際、ハンドで失点を防ぎ退場したが、結果的にチームを救った。
■No.10 フォルラン 【OH】 6.5
流れのなかであまり見せ場を作れなかったが、セットプレーから鋭いボールを送り、後半に同点のフリーキックを決めた。
■No.15 ディエゴ・ペレス 【DH】 5.5
持ち味の激しい守備で中盤を活性化させた。
■No.16 マキシミリアーノ・ペレイラ 【RB】 5.5
主に守備面で粘り強くプレーしたが、PK戦は空高く蹴り上げ外してしまった。
■No.17 アレバロ・リオス 【DH】 7.5
高い危機察知能力を働かし、中盤でことごとくボールを刈り取った。影のMVP。
■No.20 アルバロ・フェルナンデス 【RH】 4.5
序盤の深い位置からのクロスを除いて存在感なく、前半で退いた。この舞台では線の細さ、フィジカル的な弱点は否ないか。
(途中出場)
■No.19 スコッティ 【CB】 5.5
ルガーノの負傷で急遽出場。最初は全体がもたついたが、ベテランらしくすぐ落ち着きを取り戻した。
■No.14 ロデイロ 【LH】 5.5
スルーパスで決定機を演出するなど及第点。
■No.13 アブレウ 【FT】 6.0
決めれば勝利、という重圧が圧し掛かる最後のPKを難なくループで決め、彼が“ロコ”(変人)と呼ばれる所以を示した。