W杯を思わぬ形で終えた有名国の監督たちに対し、続々と処分が発表されている。
イングランドのファビオ・カペッロはEURO2012までの残留が決定。しかしチームの刷新を考えているといい、スティーヴン・ジェラード、フランク・ランパード、ジョン・テリー、アシュリー・コール、エミール・ヘスキーといったベテランたちが切られるという噂もある。
守備的なアプローチをとっていたことで、大会前から「優勝できなかったらクビ」と言われていたドゥンガは予想通り解任。後任候補にはレオナルド、マノ・メネゼス(コリンチャンス監督)に加え、ヴァンデルレイ・ルシェンブルゴとルイス・フェリペ・スコラーリという元代表監督の名前も上がっている。
そして、試合中からすでに泣きそうだったマラドーナはすっかり意気消沈している。
「俺は明日にでもやめるかもしれない」
「このことをよく考えないといけない。家族や選手たちと相談する。考えなきゃならんことがたくさんあるよ」
「俺の人生で最悪の経験だ。こんなにもたくさんの良い選手、良い人たち、良いプロフェッショナルの前で負けるなんてのは、モハメド・アリにパンチを食らうようなものだからね」