今季からミランを指揮しているマッシミリアーノ・アッレグリが、チームの顔であるブラジル人コンビに改善要求を突き付けた。
「ロナウジーニョのタレント性はいまさら語る必要はない。依然として世界でも最高級の選手だ。だが、我々がバランスが保たれた強いチームを作ろうと試みるのであれば、選手達には『チームのために戦う』という意識をより根付かせなくてはならない。ロナウジーニョは“違い”を生み出すことができるプレイヤーであり、チームが彼のために働くことは必要かもしれないが、それと同時に彼もまたチームのために働いてもらわないといけない」
「パトはまだ20歳の若者だ。まだまだ改善できる箇所は多々ある。驚異的なフィジカルと技術を備えているが、だとしても、ここで立ち止まってはいけない。フットボーラーとしては既に怪物かもしれないが、彼は人間としても周囲から認められるように成長しなくてはならないだろう」
一時は移籍報道もあったロナウジーニョ、パトのブラジル人コンビだが、とりあえず、アッレグリが彼らをチームの一員として見なしていることだけは間違いないようだ。