■イタリア代表の改革が進行中
4日、イタリアサッカー協会への入閣が噂されていたロベルト・バッジョを筆頭に、かつて“グランデ・ミラン”を築き上げたアリーゴ・サッキ、元イタリア代表のレジェンド、ジャンニ・リヴェラが新たに代表スタッフとして参加することが決定された。
それぞれの正確なポストは未定だが、バッジョはプランデッリ代表監督と協会の中継役、サッキは各クラブのユースと代表のユースとの調整役、リヴェラはユース代表の総責任者に就任する予定のようだ。
■ヨヴェティッチが長期離脱
4日、フィオレンティーナはステバン・ヨヴェティッチが十字靱帯を負傷し、全治6~7か月と診断されたことを公式サイト上で発表した。
ヨヴェティッチの年内復帰が絶望的となり、“ヴィオラ”はジラルディーノへのFW依存が深刻化。頼みの綱であったアドリアン・ムトゥもドーピング検査で陽性反応が検出され、10月中旬までの出場が不可能な状態である。
■リーグ1に留まる松井
フランスのレキップからインタビューを受けた日本代表MF松井大輔は、「フランス1部の強豪チームに移籍できればいい。パリ・サンジェルマンやリヨン、ボルドーなどへの移籍」を代理人と計画中であると語った。
また、彼の下にはセリエAのクラブからオファーが届いていると噂されているが、「イタリアに関心はない。サッカーにスペクタクル性がないから。イタリアは旅行で行きたい」と“カルチョ”をバッサリと斬った。
■内田の開幕レギュラーが現実的に
4日、ジェノアの会長プレツィオージはシャルケからラフィーニャを獲得したことを発表。それまでシャルケで不動の右サイドバックとして活躍した彼がイタリアへ旅立ったことにより、日本代表DF内田篤人の開幕レギュラーの可能性が大きく高まった。
まだまだ、他のDFとのコミュニケーション不足は否めないが、プレシーズンマッチでのパフォーマンスは、ポジション争いを演じている、中国代表のハオ・ジュンミンやギリシャ代表のキリヤコス・パパドプロスを凌駕。ここから新たに選手が補強されたりしない限りは、右サイドバックのレギュラー候補筆頭は内田で間違いないだろう。