今夏、リヴァプールに加入したもののその期待に見合ったパフォーマンスを見せられず、「リヴァプール不振の要因」として槍玉に上がっているジョー・コールだが、ELグループリーグ、対ステアウア・ブカレスト戦を前に監督のロイ・ホジソンはコールを弁護する形で“プレッシャー禁止令”を敷いた。
「ジョーは(先週末に行われた)トッテナム戦の苦い敗戦で肩を落としているが、彼と我々は四年契約を結んでおり、彼自身もその責任を感じて、日々パフォーマンスの向上に努めている。他のメンバーも皆、ジョーが早くリヴァプールのスタイルに溶け込めるように協力しているし、コーチングスタッフも『大丈夫だ。ジョー。きっとうまくいく』と常に励ましているんだ。こんな状況で彼に過度のプレッシャーをかけるのはフェアじゃないからやめて欲しい」
元イングランド代表の本領発揮が待たれるリヴァプールだが、現在、ELではグループKの首位。2日夜には、決勝トーナメント進出を賭け、グループリーグ2位のステアウア・ブカレスト戦に挑む。
(筆:Qoly編集部 T)