先週末、ロナウドの豪快FKなどでサラゴサ戦を快勝したレアル・マドリー。指揮官のジョゼ・モウリーニョはその試合のマンオブザマッチ(以下MoM)に意外な名を挙げた。
「MoMはラスだな。彼のパフォーマンスは称賛に値したよ。我々は故障者を多く抱え、この試合では二人の出場停止選手もいた。ケディラはすぐに復帰できると思うが、こういった状況は年内まで続くだろう」
「多くの人間は我々がポイントを落とすと思っていたかもしれない。これだけ選手を欠いているんだからね。だが、結果は見ての通りだ。サポーターからも厚い応援を受けていた。クリスマス休暇までこの感じで勝利を重ねていきたい。1月にはカカが戻ってくるだろうしね」
今季のレアル・マドリーの“ドブレ・ピボーテ”は、シャビ・アロンソとサミ・ケディラで固定されてきたが、サラゴサ戦ではケディラが故障離脱。そこでラス・ディアラにチャンスが訪れたわけだが、出場機会の減少が予測されていた夏からクラブを離れるのではないかと噂されてきたフランス代表MFとしては、この機会を大事にしたいところだ。
(筆:Qoly編集部 T)