2010年12月15日(水) - サン・パオロ
Napoli
|
1
|
0-0
1-0 |
0
|
Steaua
|
---|
カバーニ | 90+3' |
得点者
|
---|
前回の対戦では、後半のロスタイム8分に同点弾が生まれた遺恨マッチ。ステアウアが勝ち点6、ナポリが同4で、グループ2位の座をかけた戦いである。
序盤から積極的に前へ出たステアウア。攻守の切り替えも速くカウンターから何度かチャンスを迎えたが、先制点には至らず。ナポリも中盤のイェブダがボールを展開し、特に右サイドからの攻撃でステアウアゴールに迫る。1トップに入ったウルグアイ代表のカバーニはボールの引き出し方が上手く、彼が空けたスペースにも2列目から積極的に選手が入り込んだ。ナポリが目指すのは勝ち点3のみ。ホームの声援を受けたナポリが、徐々にではあるがステアウアを押し込んでいった。
後半、ナポリはカンパニャーロを下げてソサを投入。マッジョを一列下げ、ソサとスニガの両翼を形成すると、さらに68分、FWのドゥミトルを入れ2トップへ。一方のステアウアは、アンカーのガルドシュが65分に負傷交代。193cmの彼が抜けたことが、最後の最後に出てしまった。93分、ハムシクのCKから、カバーニがナポリを決勝トーナメントへ導く値千金の決勝点。それまでセットプレーのピンチをなんとかしのいできたステアウアだったが、再びロスタイムの悲劇が起こり、涙のグループステージ敗退となった。
(筆:Qoly編集部 O)