今年3月に行われたAFCチャレンジカップで見事に優勝し、アジアカップ本大会への切符を掴んだ北朝鮮。その間にはワールドカップにも出場を果たし、2010年は大きな飛躍の年となった。
今回アジアカップに向けて選出されたメンバーは、ほぼワールドカップそのままで、変化したのは僅か5人。パク・チョルジン、リ・ガンイル、キム・クジン、チェ・ミョンホ、そしてベガルタ仙台でプレーしているリャン・ヨンギが加わった陣容となった。ワールドカップ以降は公式戦を戦っておらずベトナムとの親善試合を0-0で終えただけだったが、大会前にクウェート、カタールとの練習試合を行い、1勝1分1敗とまずまずの結果で終えた。
ワールドカップ以前までの超守備的戦術を極めた形ではメンバーが固定され、なかなか他の選手が入り込む隙がなかったものの、12月31日のカタール戦ではリャンがPKを任され、勝利に貢献。 Jリーグ屈指の司令塔もようやくチームに組み込まれたようだ。負傷を抱えてはいるものの、エースのチョン・テセの招集に成功したことも大きい。
No. | 名前(Name) | 所属クラブ | |
---|---|---|---|
GK | 1 | リ・ミョング (Ri Myong Guk) |
平壌市体育団 |
18 | キム・ミョンギル (Kim Myong Gil) |
鴨綠江体育団 | |
22 | リ・ガンイル (Ri Kwang Il) |
鯉明水体育団 | |
DF | 2 | チャ・ジョンヒョク (Cha Jong Hyok) |
ヴィル(SUI) |
3 | リ・ジュニル (Ri Jun Il) |
小白水体育団 | |
4 | パク・ナムチョル (Pak Nam Chol) |
鴨綠江体育団 | |
5 | リ・ガンチョン (Ri Kwang Chon) |
4.25体育団 | |
8 | チ・ユンナム (Ji Yun Nam) |
4.25体育団 | |
12 | チョン・ガンイク (Jon Kwang Ik) |
鴨綠江体育団 | |
13 | パク・チョルジン (Pak Chol Jin) |
鴨綠江体育団 | |
14 | パク・ナムチョル (Pak Nam Chol) |
4.25体育団 | |
20 | リ・ガンヒョク (Ri Kwang Hyok) |
軽工業省体育団 | |
MF | 6 | チェ・ミョンホ (Choe Myong Ho) |
平壌市体育団 |
7 | リャン・ヨンギ (Ryang Yong Gi) |
ベガルタ仙台(JPN) | |
11 | ムン・イング (Mun In Guk) |
4.25体育団 | |
15 | キム・ヨンジュン (Kim Yong Jun) |
平壌市体育団 | |
17 | アン・ヨンハ (An Yong Hak) |
大宮アルディージャ(JPN) | |
23 | キム・クジン (Kim Kuk Jin) |
ヴィル(SUI) | |
FW | 9 | チョン・テセ (Jong Tae Se) |
ボーフム(GER) |
10 | ホン・ヨンジョ (Hong Yong Jo) |
無所属 | |
16 | チェ・クムチョル (Choe Kum Chol) |
鯉明水体育団 | |
19 | アン・チョリョク (An Chol Hyok) |
鯉明水体育団 | |
21 | パク・チョルミン (Pak Chol Min) |
鯉明水体育団 |