地元ボローニャのプリマヴェーラに在籍していた2007年に、チェルシーに引き抜かれたストライカー。ボックス内で抜け目なくポジショニングを取り、泥臭くゴールを奪う姿はピッポ・インザーギを彷彿とさせるが、ポストプレーや守備もこなせる万能型。
イギリスでの生活にあっという間に順応し、08/09シーズンはユースとリザーブリーグで12試合12得点。英語の上達も早かったという。
技量に自信を持ち、ドリブル突破にこだわるアタッカー。シザーズの多用や深い切り返しで相手を翻弄し、重心の低さを活かして無理やりにでも道をこじ開ける。スピードは平凡だが、瞬発力は素晴らしく、強引な突破はユルドゥライ・バシュトゥルク(元トルコ代表)を思い起こさせる。ドリブルにこだわりすぎてチャンスを逃す場面があり、トップレベルで通用するためには成長が必要だ。
トルコ人の両親の下、ケルンに生まれた。2009年にチェルシーに移籍。18歳にしてすでにトルコU-21代表に選ばれている。チェルシーでは左サイドハーフを担当。
キャプテンとしてチェルシー・ユースをFAユースカップ優勝に導いたファイター。決勝戦セカンドレグでは優勝を決めるミドルシュートを叩き込んだ。プレースタイルはデビュー当時のリー・カタモール(サンダーランド)からやや荒さを引いたものに近い。
行動範囲が広く、タックル、前線に飛び出してのシュート、サイドのフォローなどこなせる仕事は多彩。守備意識も高く、アンカーとしても優秀だ。ボールスキル、パスの技術はユース年代では及第点だが、トップで活躍するためにはやや足りないか。今シーズンはプリマスにレンタル移籍し、7試合に出場して経験を積んだ。
2007年にアタランタからチェルシー・ユースに引き抜かれたアタッカー。さほどスピードはなく瞬発力にも欠けるが、コース取りとボールスキルに長け単独突破も可能。キックの精度も高く、チェルシー・ユースではFKやCKを担当する。
やや精神的に弱く、試合によってパフォーマンスにムラがある。素早い切り替えでピンチを防いだかと思えば、無用なファールを犯したりと集中を欠く場面も多い。速い展開に慣れることが必要だ。チェルシーでは両サイドハーフを主に担当するが、セカンドトップ、ウィング、トップ下と柔軟に対応する。
09/10シーズン、チェルシー・ユースで29試合16得点を決めた長身ストライカー。2008年1月、マルメからチェルシーに引き抜かれる。09/10のFAユースカップでは決勝戦セカンドレグで同点弾を決め、優勝に貢献した。
サイズはあるがポストプレーは苦手で、クロスにニアで合わせるか裏に抜け出すのが得意のパターン。空中戦、身体の強さ、俊敏さとまだまだ欠点は多く、組み立てに絡むことも苦手だが、得意な形になれば得点力は十分。
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