2011年1月15日(土) - エスタディオ・マヌエル・ルイス・デ・ロペーラ
Betis
3
1-0
2-0
0
AD Alcorcon
R・カストロ(PK)
J・ペレイラ
ミキ・ロケ
44
72'
88'
得点者


12日のコパ・デル・レイ バルサ戦で5-0の大敗を喫したベティスはアルコルコンとの一戦で2011年のリーグ初勝利をあげた。

ポゼッションで圧倒するベティスは相手を押し込んだままゲームを進め、しきりにDFラインの裏をとるもオフサイドにかかるシーンが続く。対するアルコルコンはベテラン F・サレスがいる右サイドから反撃を試みようとするが、ボールキープできずにロングボールを蹴ってしまう場面が目に付く。スコアレスで前半を終えるかに思われた終了間際に均衡が破れる。セビージャの強く速いパスを受けたR・カストロがドリブルでエリア内へ入り込む。シュートはナゴレに潰され、枠をそれるが主審はファールのジャッジ。このPKをR・カストロ自ら決め、ベティスが先制する。アルコルコンは2度もPK気味のプレーを見逃されるなどホーム有利の判定に苦しめられた。

迎えた後半はアルコルコンにもチャンスが訪れ、右サイドバックのナゴレが高い位置まで上がり攻撃をフォローする。しかし、FWを投入してこれからという矢先に失点を喫し、反撃ムードが一気に萎む。こちらも投入されたばかりのJ・ペレイラがバイタルエリアで前を向いてボールを持つと、ワンツーを決めてゴール左隅へシュートを流し込み追加点。これで余裕の出たベティスは試合終了間際にもミキ・ロケがCKに頭で合わせ3点目を決め、勝負を決めた。

6日のヘタフェ戦で全治5週間の負傷を負ったエマナを欠くなか勝利をあげたベティス。19日にホームでバルセロナと再び会いまみえることになるが、厳しい戦いが予想される。一方、判定に泣いたアルコルコンは最近負けが込んでおり、降格圏がすぐそこまで迫ってきている。

(筆:Qoly編集部 I)

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