2011年2月7日(日) - スタンフォード・ブリッジ
Chelsea
0
0-0
0-1
1
Liverpool
得点者
69' メイレレス

試合開始時点


リヴァプールからチェルシーに移籍したトーレスが初出場。リヴァプールはここ最近採用している3-6-1で、注目の新加入スアレスはベンチスタート。

序盤はチェルシーがボールを支配し、リヴァプールがカウンターを狙う展開。リヴァプールは中盤を固め、低い位置でボールを効果的に奪い、サイドを広くつかってチャンスを作り出した。トーレスは開始早々にマキシのミスパスを拾って自ら持ち込んだシュートと、ドログバのスルーパスに抜け出してのシュートと2回チャンスをつかんだが、それ以外は動きが鈍い。

リヴァプールはマキシが後は押し込むだけというチャンスを迎えたが、クロスバーに当ててしまう大失敗。双方点を奪えない。

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後半はチェルシーがプレスの位置を高めて押し込むが、得点には至らない。そして69分、ジェラードのクロスをチェフとイヴァノヴィッチがお見合いしてしまい、逆サイドに流れたところをメイレレスがおしこんでリヴァプール先制!チェルシーはマルダ、カルー、ルイスを投入し、アネルカがフリーに動く4-4-2に近い形に変わる。

チェルシーは執拗にパスを回すも、スピードも正確さも不十分。エリアの付近をうろうろとパスをつなぐだけで、結局は遠目からのクロスや力技のスルーパスになり、リヴァプールのDF陣に簡単にカットされてしまう。またかつてからの問題だが、アネルカを経由すると展開が遅くなるため、カウンターのチャンスを活かしきれなかった。

そのまま試合は終了し、難関スタンフォード・ブリッジでリヴァプールが勝ち点3を獲得した。チェルシーはあまりにも平凡で、緩急のない試合に終始した。対する リヴァプールは、あたらしいフォーメーションが機能。決定的なチャンスはほとんど作られなかった。

(筆:Qoly編集部 S)

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