イランの1部リーグに当たるベルシアン・ガルフ・カップで最下位に沈んでいたステイール・アジンのオーナー、ホセイン・ヘダヤティがクラブの解散を決定。残りのリーグ戦も棄権すると発表した。

スティール・アジンは2007年に創設された新興クラブ。ホセイン・ヘダヤティ氏がエクバタンFCを75万ドルで買収し、自らの経営する会社の名前を付けたものである。

豊富な資金力でメフディ・マハダビキア、フェリドゥーン・ザンディ、シヴァシュ・アクバルプール、メフルザド・マダンチ、ホセイン・カエビ、ホセイン・カゼミ、アリレザ・ニクバフト、さらに昨年退団したがアリ・キャリミなど、イラン代表経験を持つ選手を買い漁ったことで有名。創設から2年で2部優勝を果たし、09/10シーズンは1部初挑戦ながら5位に食い込む活躍を見せた。

しかし今季は開幕から絶不調に陥った。結果を出せず、コロコロと指揮官が替わり、勝ち点を積み上げられず。そして15日に行われたリーグ戦第30節、ペルセポリスとの試合でロスタイムに決勝点を奪われ2-1と敗北。

試合終了後にホセイン・ヘダヤティはクラブの解散を発表。抗議の意味合いもあるとみられ、リーグ関係者の対応が待たれる。

(筆:Qoly編集部 K)


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