ユヴェントスからパルマへレンタル移籍中のイタリア代表セバスティアン・ジョヴィンコ。彼の代理人が「ジョヴィンコは来季もパルマに残るだろう」と発言している。

ユヴェントスでの居場所を失ってパルマへレンタル移籍したジョヴィンコ。シーズン序盤は負傷で離脱したが、尻上がりに調子を上げてイタリア代表入り。残留争いをする上で欠かせないキーマンとなっている。パルマへは50%の権利を買い取るオプション付きのレンタル移籍となっており、シーズン終了後には権利を行使するものと見られている。代理人のクラウディオ・パスクアリンは『スカイ・スポーツ24」に対して以下の様に語ったという。

「我々はジョヴィンコに関する出来事を見守っている。我々はユヴェントスと話し合っているが、私はパルマが彼とサインするためにオプションを行使すると信じているよ」
「ジョヴィンコについて言えるのは、予測だけど、『たぶん来季もパルマに残るだろう』、って事くらいだね」

今季もユヴェントスはリーグ戦で苦戦している。チャンピオンズリーグ出場権を目指してチームは諦めていないが、2年契約のルイジ・デル・ネーリ監督の残留も不確定要素である。4-4-2を基本戦術とするデル・ネーリ監督の残留を想定した場合、ジョヴィンコはユヴェントスへ復帰しても望む様なポジションを得られる可能性が低いだろう。しかし、監督が代わり、彼を活かす様な人材が加入すれば、復帰もやぶさかではないだろうか。代理人が残留の方向性を仄めかしているのは、駆け引きの一部なのかもしれない。

(筆:Qoly編集部 N)


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