ガスペリーニ新体制の元、トレーニングキャンプに突入しているインテルだが、指揮官は3-4-1-2の新システムの採用を考えているようだ。

12日の練習でガスペリーニ監督は3-4-1-2を試したという。DFラインは右からラノッキア、サムエル、キヴ、中盤は右から長友、マリガ、スタンコヴィッチ、オビ。そして移籍が噂されるスナイデルをトップ下に置き、エトーとパッツィーニで2トップを組んだとの事。なお、明日にはアマチュアチームとの練習試合が行われると予定で、同布陣でのインテルが披露されるようだ。

ガスペリーニ監督といえば、ジェノア時代の3-4-3が代名詞の監督であり、その布陣にはスナイデルがフィットされないと言われてきた。しかし、マンチェスター・ユナイテッドへの移籍が噂される同選手を、軸に据えた3-4-1-2のシステムをキャンプ序盤から採り入れた事は、昨季までの絶対的な司令塔である同選手を手放したくない気持ちの表れではないかと考えられる。

(筆:Qoly編集部 N)

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