9月10日、バニ・ヤス・スタジアムでUAEスーパーカップが開催された。10/11シーズンはアル・ジャジーラが二冠を達成。そのためプレジデンツ・カップ準優勝のアル・ワフダが出場。4月に行われた決勝戦のリターン・マッチとなった。
試合は3つのペナルティキックが乱れ飛ぶ荒れ模様の内容で、2-2のまま90分を消化しPK戦へ。サドンデスまで持ち込まれたが5-6でアル・ワフダが勝利を収めた。
昨季はリーグで低迷し、自ら「契約は更新しない」とヒッケルスベルガー監督が言うほど苦しい戦いを行っていたアル・ワフダ。しかし退団発言を撤回し望んだ今季は、良いスタートを切ることができたようである。
ジョセフ・ヒッケルスベルガー監督(アル・ワフダ)
「ウチは攻撃的なゲームをした。ウーゴは早い時間にPKを外したが、その後の二本も蹴った。勇気を見せたね。3つのPKは全て正当なものだったと思う。勇敢な審判も賞賛したい」
「我々はバシェル・サイードとハムダン・アル・カマリを欠いていた。しかしとても良い試合をした。とはいえ、この勝利に浮かれるわけにはいかない。謙虚に努力し続ければ、さらなる成功が待っているだろうからね」
フランキー・ヴェルカウテレン監督(アル・ジャジーラ)
「負けるのは嫌いだが、そうなってしまったのは残念だ。3つのPKが生まれる変な試合だった。1つくらいは正当だと思うけどね・・・。ともかく、この試合を教訓に、未来に向けて働き続けるだけだ」
(筆:Qoly編集部 K)
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