11月5日日本時間19:00より、アジアチャンピオンズリーグ決勝戦が行われた。試合は2-2でPK戦に持ち込まれ、先行のアル・サッドが4-2で勝利を収めた。カタール勢として初となるAFC王者に輝いた。ホルヘ・フォサッティ監督は試合終了後のインタビューで再三のピンチを防ぎ続けたゴールキーパー、モハメド・サクルを賞賛した。
「とても、とても嬉しい。何もかもが。しかし特に嬉しいのは、サクルが戻ってきたことだ。多くの人が、彼はもう年だからプレーできないと言った。彼は信じられないようなプレーをした」
「私は信じていたよ。この試合だけではなく、コンペティション全体を通して良いプレーをしていた。今日は彼の大一番だった。もし全北の選手がペナルティキックをミスしなくても、彼が止めていただろう。今日は2つ、あるいは3つの試合を左右するセービングを見せていた。特に最後は凄かったね。彼は、まだプレーできると世界中に証明したのさ」
「試合についてだけれども、分析するには今はまだ早い。ちょっと気持ちが入りすぎているからね。でも前に言ったことを繰り返すと思う。両チームともに決勝に値するプレーをしていた」
「PK合戦に持ち込まれることは考えていなかった。後半ロスタイムに失点したときはとても心配した。なにせ、我々がこの試合に臨むコンディションは普通じゃなかったのだから。10時間のフライトと時差に対応するためには2日は必要だからね」
「あそこでゲームを終わらせられなかったことにとても心配していた。結果的には体は疲れていただろうが、強靱な精神をもってPK戦に勝つことが出来た。私たちが勝利したのは事実だが、見方は変わらないよ。両チームに王者の資格があった試合だと思う」
(筆:Qoly編集部 K)