11月5日日本時間19:00よりアジア・チャンピオンズリーグ決勝戦が行われた。試合は2-2でPK戦に持ち込まれ、4-2とリードしたアル・サッドが勝利を収めた。抽選でホームでの開催を引き当てた全北現代は、今季一試合も落としていないスタジアムで苦汁を舐める結果となった。
監督を務めるチェ・ガンヒは多くのチャンスを逃したことに苛立ちを隠せなかった。
「とてもイライラする試合だった。ホームでの開催で、多くのファンが詰めかけてくれた。Kリーグでの力を見せたかったのだが、残念ながらそれが出来なかった…」
「非常に悲しい結果だ。しかし選手はベストを尽くしたと思う。Kリーグを優勝で終えたあとにこの試合を戦い、多くの期待を集める中で、勝利を得るためには非常に難しい状況だった。勝つに値するほどのゴールを奪うことが出来なかった」
「最後に追いついたところで選手たちが満足してしまった、とは思わない。あの同点劇のあと、選手たちは自信を高めたように見えたし、延長戦ではガムシャラにゴールを狙っていたよ」
「今日の結果になったのは我々がチャンスを逃したからだ。選手たちは試合に入り込みすぎて感情をコントロールできなくなっていて、早い時間に失点してしまった。まあ、この2つが敗北の決定的な理由だろう」
(筆:Qoly編集部 K)