アデレード・ユナイテッドに所属しているオーストラリアU-23代表DFアンソニー・ゴレッチが、ツイッター上で不適切な「つぶやき」を行ったとしてクラブから処分を受けた。
発言が行われたのは11月5日。メルボルン・ヴィクトリー対ブリスベン・ロアの試合中であった。キックオフ直後にGKアント・チョヴィッチに、36分にマシュー・フォスキーニにレッドカードが提示され、メルボルンが前半で9人となった。
この試合を見ていたゴレッチはツイッターに「ベン・ウィリアムズ(試合を裁いていたレフェリー)、あなたはゲイで、地域一番のホモセクシャルで、ジプシーだ」と投稿した。
発言を重く見たアデレード・ユナイテッドは素早く行動に移り、ベン・ウィリアムズに謝罪するよう命令。ゴレッチも「兄弟に向けたプライベートなツイートだった。誤って公の場に流れてしまった…」と反省の弁を述べている。
しかしオーストラリアサッカー協会の広報担当はクラブの処分に関わらず、協会側からも懲戒を行うと明言した。
「アデレード・ユナイテッドが選手に対して懲戒を行っているが、我々がそれに影響されることはない。今後こういうことが起こらないようにあらゆる措置を行う必要がある」
【Qolyインタビュー】J2ジェフユナイテッド千葉DF岡庭愁人が母校の先輩からもらった言葉…未知のコンバートを乗り越え「熱くて、強い選手になる」