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7日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ、グループD最終節の試合に関して物議を醸している。2位アヤックス(オランダ)が0-3で1位レアル・マドリード(スペイン)に敗れ、3位リヨン(フランス)が4位ディナモ・ザグレブ(クロアチア)をアウェーながら7-1で下したため、リヨンが勝ち点3と得失点差7をひっくり返す大逆転で2位での決勝トーナメント行きを決めたのだが、試合終了直後からオランダのメディアなどでは不正、いわゆる八百長があったのではないかと報道されている。その根拠となってるのがこのシーン。

ディナモのDFドマゴイ・ヴィダが失点直後、この試合で4ゴールを決めたリヨンのFWバフェタンビ・ゴミスに向け、左手の親指を立て、ウィンクをしているように見える。

確かにこの2試合にはこのシーン以外にもいろいろな出来事があった。

アヤックスvsレアル・マドリードの試合では前半、アヤックスの2点のゴールが微妙なオフサイド判定で取り消され、そして、ディナモ・ザグレブvsリヨンの試合ではディナモのレコが前半28分で2枚目のイエローカードを受け退場。それでも前半は1-0とディナモリードで折り返したが、後半、一気に7点を失った。

テオ・ヤンセン(アヤックス)

「怒ってる。全てに、自分たち自身に、審判に、ディナモに」

ただ、判定の正否に関しては非常に微妙なものであり、ディナモは既にグループリーグの最下位が決まっていたこと、また、試合終了後には大敗に激怒したディナモのフロントがクルノスラフ・ユルチッチ監督を解任したこともここに記しておかなくてはならないだろう。

アヤックスはディナモ・ザグレブvsリヨンの八百長疑惑に関してUEFAに訴えを起こすと報じらているが、それに対し、ディナモ・ザグレブは公式サイトを通して「悪意の記事を書くメディアには法的措置も辞さない」と表明。また、UEFAは400以上のブックメーカーのデータを処理する独自の「賭博詐欺発見システム」で調べた結果、八百長の疑惑は出てこないため、それ以上の調査をするつもりはないという。→(@nagatsuka_hrv)より

※なお、長束恭行氏は「単にディナモ・ザグレブが弱すぎたために、あちらこちらに迷惑を掛けてしまいましたね…。」とつぶやいている。

(筆:Qoly編集部 H)

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