12月28日、カタール1部リーグに所属しているレフウィヤが、韓国代表MFナム・テヒを獲得したと公式発表した。
ナム・テヒは1991年生まれの20歳。韓国サッカー協会のプログラムに参加し、2007年にイングランドに派遣されたメンバーの一人。非常に小柄であるが、繊細なボールコントロールと切れ味のあるドリブルを得意とし、「韓国のメッシ」と呼ばれている。2011年には初めてA代表に招集された。
レディングの下部組織でプレーし、その後2009年にフランスのヴァランシエンヌに渡ってプロデビュー。10/11シーズンの後半戦で怪我人の穴を埋める形でレギュラーを掴んだが、今季はコアド、サンチェス、ゴミス、カディルが健在でベンチが定位置となり、さらに時に出番を得れば2トップの一角で起用されるなど不本意な状況となっていた。
カタール・スターズ・リーグは1月2日に再開を控えており、そこで早くもデビューを飾るのではないかと期待されている。ナム・デヒのエージェントを務めるジセンウィのキム・ドングク代表が、インタビューで移籍の理由を話している。
「昨季からレフウィヤのオファーが来ており、1ヶ月前から具体的な交渉を始めた。ナムはヴァランシエンヌで主力として活躍することが出来ず、代表チームでもパフォーマンスが落ちていることが問題だった。いろいろと悩んだ末に決定した」
(筆:Qoly編集部 K)