2012年2月4日(土) - エスタディオ・デ・マラボ(マラボ)
Cote d'Ivoire
3
1-0
2-0
0
Equatorial Guinea
ドログバ
ドログバ
ヤヤ・トゥレ
36'
69'
81'
得点者


ホスト国赤道ギニアに対して、コートジボワールが危なげなく3得点を奪って圧勝。一点取ると完全に守りに入る性質は相変わらずだったが、カウンターできっちりと結果に結びつけた。

立ち上がりから完全にボールを支配。相手のシステム上マークされにくかったサイドからゲームを作り、攻撃を仕掛けた。前半途中にはゴッソよりも組み立てに長けるクリバリを右サイドバックに配置転換。

厚い守備によってしばらくはドログバの存在感が消されていた。しかも28分にゾコラの飛び出しから獲得したPKをダニーロに防がれ、大きな得点機会を逃すことに。

しかし36分、相手のミスからリベンジの機会を迎えた。ルイがロングボールの処理をし損ね、ボールがドログバの足元に渡る。ドリブルで一気にゴールに迫り、カバーに来たルイ、ドエを切り返しで外してシュート。ゴール左隅に決めて先制点を奪取する。

上記のように、その後は守備を固め省エネのカウンターに移行。セットプレーから何度かピンチを迎えるもののこれを凌ぎ、69分に反撃とばかりにフリーキックから追加点をあげて突き放す。右サイドからヤヤ・トゥレがゴール前に送ると、ドエのマークをものともせずドログバがヘディング。豪快にゴールネットを揺らした。

さらに81分にはヤヤ・トゥレが直接フリーキックを決めて3点目。右ポストに当たって枠の中に吸い込まれる素晴らしいシュートであった。

ここまで地元の利を生かして好調を続けていた赤道ギニアにとっては、力の差を見せつけられたほろ苦い一戦となった。

最初は5バックに近い形でスタート。両サイドは1人ずつに任せ、後手を踏んでも良いエリアに設定。その分中央を厚くし、ジェルヴィーニョにカミッソコが引き出されても、ドログバにはルイとドエが付いていく。中盤はあまり大きく外に広がらず、ミスを狙ってボールを奪い、手数をかけずにカウンターに繋げる狙いだった。

序盤はダニーロのPKセーブ、審判のハンド見逃し判定もあって何とか失点を逃れていられたものの、ミスから自滅。それを受けて後半は4-2-3-1に変更し、守りに入った相手に果敢に仕掛けていったが、チャンスを生かせず、逆に2点目を失った。

(筆:Qoly編集部 K)

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