2月5日、開催国ガボンをPK戦の末に下したマリ。キャプテンを務めているセイドゥ・ケイタが記者会見で喜びを語った。
2010年のアフリカ・ネイションズカップでグループリーグ敗退した後、ケイタはサッカー協会に抗議し、代表への招集を拒否した。実に1年半以上に渡ってチームを離れた後、昨年9月にアラン・ジレス監督に説得され復帰。若返ったメンバーを牽引し、マリに大きな結果をもたらした。
「PKを蹴ることは容易なことじゃなかった。しかし、私がバルセロナで経験した数々のものに劣らない、素晴らしい勝利だった」
「若いときにはこのような経験がなかった。私にとって特別な経験だよ。私はチームで一番のベテランだけど、心は誰よりも若いつもりでいるんだ」
「自分の国のために戦うことを拒否するのは、普通はあり得ないことだ。しかし、私には抗議する理由があった。モモ・シソコと同じようにね」
「120分戦い続けることはとても困難なことだったが、今はとても幸せだ。我々は完成途上のチームであり、そこにこれから定着していく成長途中の若い選手たちが沢山いるんだよ」
アフリカネイションズカップ準決勝は2月8日、現地時間17時、20時(日本時間深夜1時、4時)にキックオフ。マリはナイトゲームで優勝候補コートジボワールとのビッグマッチを戦う。
(筆:Qoly編集部 K)
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