(現地時間)8日に行われた、DFBポカール準々決勝ヘルタ・ベルリン対ボルシアMGの試合は、延長戦の末にアウェイのボルシアMGが2-0と勝利したが、その試合でベルギー代表FWが起こしたプレーが議論を呼んでいる。それは、「PKをもらうために必要以上のアクションを取ったのではないか?」という疑惑である。

それは延長前半11分のこと。DFラインの裏へ抜けたボールを追いかけたイーゴル・デ・カマルゴとロマン・フブニークが交錯すると、フブニークは「わざと押された!」と激昂し、デ・カマルゴへ猛然とダッシュ。そして、その瞬間、デ・カマルゴが大声を上げて倒れたのである。

そして、このプレーに対して、主審のフェリックス・ブリヒが下した決断はフブニークに退場処分。ボルシアMGにはPKが与えられることとなり、結果的にはこのチャンスをものにした、ボルシアMGの準決勝進出が決定するという結末となった。

だが、このプレーを見ていて黙っていられなかったのが、ドイツ代表マッツ・フメルス。比較的クリーンなセンターバックとして知られるドルトムントのディフェンダーは、自身の『facebook』で問題提起を行った。

「ボルシアMGは恥ずかしくてみっともない形で準決勝に進んだね。あれはきっと多くの人が『レッドカードを誘った』、『PKを狙ったプレーだ』と思ったはずだ。チームや審判たちを批判するつもりはないけど、僕はあのプレーに対して多くの人たちが怒っていることを知っているよ」

なお、ボルシア・ドルトムントも準決勝に進んでおり、来月20日にはグロイター・フュルトと対戦予定。仮にボルシアMGがバイエルンを下して決勝に進んだ場合は、ファイナルの舞台でフメルスとデ・カマルゴが対峙する可能性があるため、そのマッチアップが実現した際には、再び“注目トピック”として取り上げられそうだ。

(筆:Qoly編集部 T)

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