ニジェールサッカー協会(Fenifoot)は2月23日、第二監督を務めていたローラン・クルビス氏を代表監督に昇格させることを発表した。

ローラン・クルビスは今年58才になるフランス人指導者。選手としてはマルセイユで育ち、主にモナコやソショーで活躍した。フランスA代表経験も持っている。

1985年に引退し、ボルドー、トゥールーズ、マルセイユ、アジャクシオなどの監督を務めた。最近では、現在リーグ・アンで首位争いをしているモンペリエで2007年から2シーズン指揮を執り、今日の躍進の基礎を作ったことで知られている。

解説者としては非常に辛口で、歯に衣着せぬ物言いで有名。アジャクシオ時代にコーチとの契約に際する汚職で逮捕されており、マルセイユの監督時代にも不正な選手移籍取引を行い、移籍金を着服したとして有罪判決を受けている。

金銭的なトラブルが多い監督だが、指導者としての能力には定評がある。

ニジェールと関係を持ったのは昨年11月。当時の代表監督ハミドゥ・ドゥラと選手が衝突した事を受けてスーパーバイザーとして招聘され、12月に第2監督に就任していた。

(筆:Qoly編集部 K)

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