3月14日、スーパースポーツ・ドットコムは前セネガル代表監督のアマラ・トラオレ氏に汚職疑惑が浮上していると報じた。

アマラ・トラオレ氏は、先日行われたアフリカネーションズカップの際にフランスのスポーツテレビ局カナル・プリュスとの間で、秘密裏に金銭的な取引を行っていたという。

セネガルサッカー連盟の会長を務めているオーギュスティン・サンゴール氏は、水曜日にダカールで記者会見を行った。

「カナル・プリュスが、セネガル代表チームの非公開練習の映像素材を手に入れるために、コーチ陣に5000ユーロの賄賂を支払っていた」

「なぜ民間のテレビ局が我々のトレーニングセッションを撮影するために、コーチングスタッフに5000ユーロもの金を支払う必要があったのか? 非常に重大な行為である」

しかし一方、アマラ・トラオレ氏はそれに対して「協会の許可を得ていた」と反論する。

「私は間違ったことはしていない。私はTVのリポーターに練習を見せたくなどなかった。しかし連盟の関係者が、“オーギュスティン・サンゴール会長の許可を得ていることだ”と私に言ったのだ」

なお、アマラ・トラオレ氏は現在「不正に職を解雇された」として、2ヶ月分の給与の支払いを求めてセネガルサッカー連盟を訴えており、裁判所の判決を待っている状態にある。

(筆:Qoly編集部 K)

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