チェルシーに所属するFWダニエル・スターリッジはこれまでに何度も「自分はセンターフォワードだ」と強調してきたが、最近は3トップのワイドポジションでのプレーも気に入りつつあるようだ。「アンリをイメージしている」と語り、自身のプレーにも手応えを感じていることを明らかにした。

「ここのところ、自分のプレーレベルが上がっていることをはっきりと感じるんだ。それはサイドでプレーしたことが大きいと思う」

「ちょっと話は変わるけど、アンリはユヴェントスではサイドで起用され、アーセナルに移籍後、ポジションをセンターフォワードに変えたよね」

「ヴェンゲルは、アンリが加入する前から『彼は本質的にはセンターフォワードの選手だ』とわかっていたんだろうけど、実際に起用されてからもどんどんレベルが上がっていった。彼のその時代のプレーは、自分が中央にポジションを移した時の良いお手本になるんじゃないかな。それがいつになるかはわからないけど、まぁ、それは問題じゃないよ。そのために準備をしていくことが重要だからね」

「サイドのポジションは、フィットネスや戦術眼がより試されるところだと思う。中央でのプレーとは全く役割が異なるし、運動量も全然違うんだ」

「もちろん、今でも『自分はストライカーだ』って思っているよ。でも、チームのために戦うということが重要だし、楽しさも感じられている。それに、サイドで起用されることに不満なんかは言ってられないよ。おれにとって最も大事なことはスタメンに入れるかどうかだからね」

「とにかくチェルシーに加入した(2009年)時に比べれば、本当に成長したと思う。今後もこの流れを継続させていきたいよ」

(筆:Qoly編集部 T)

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